トロット
それでは、前にも言った気がするけど改めて、審査員について。
番組では、作曲家・歌手・タレント等からなる審査員を「芸能人審査員」と呼んで、審査員席を観客席の後ろに設けてある。たぶん、日本人と韓国人が5人ずつで計10人、一人10点と数える。
これと別に、観客(日本人と韓国人が50人ずつ合計100人)を国民審査員と呼び、一人1点と数える。
つまり、芸能人審査員の合計も国民審査員の合計も100点ずつとなり、総計200点が満点。
⇒ ちなみに、ここでは、芸能人審査員とか国民審査員とか言葉が長いので、芸能人
審査員を審査員、国民審査員を観客と言ってます。
シン・スンテとジュニについては、審査員は80点対20点と圧倒的にシン・スンテに投票したのに、観客では48点対52点でジュニが逆転してるんですね。
で、改めて観客の層を見ると、まず、男性が見当たらない。アジュンマ(おばさん)やハルモニ(高齢の女性です)もほとんどいない感じ。つまり比較的若い女性が多い。
で、ビジュアル担当(ジュニ)に有利なのかなぁ、とか、また、トロットのなかでも
正統派演歌系のカン・ムンギョンには不利と言うより、もうほとんど場違いって感じがしてる・・・歌のうまさでは今回の出演者の中でもトップクラスなのに、絶対。
また、次回。
トロット
二番手も赤いボール。韓国の先攻となり、シン・スンテ登場。対する日本はジュニを当ててきました。
シン・スンテの曲は、「ノクターン」。やむなく別れを迎えた恋人の話。切々と、「謝らないで。あなたのせいではないの」。語るような歌い出しから徐々に盛り上げる歌唱力に、
日本チームや日本人審査員から、「うまい。すごすぎる。何だあれ!」。賞賛を超えて驚きの声。ちなみに、韓国審査員のリンは、歌が始まってすぐ泣き出してしまい、曲の終わりまで机に突っ伏したままでした。後で聞くと、「今まで申し訳ないことをしてしまった人達のことを思い出し、シン・スンテが慰めてくれているような気がして」とのこと・・・何かあったんでしょうね。たぶん最近。
ジュニの曲は、韓国のヒット曲「君を想いながら」。最初から最後まで韓国語で歌いきりました・・・韓日トップテンショーでも、日本人歌手が韓国の曲を韓国語で歌ったり(なかでも東亜樹が素晴らしかった)、逆に韓国人歌手が日本の曲を日本語で歌ったりしてて、それだけで、歌手ってすごいなって思ってたけど。
ただ、声の質や声量では、シン・スンテが圧倒的に見えたんだけど、結果は、
観客 審査員 合計
シン 48 80 128
ジュニ 52 20 72
シン・スンテの勝ちではあるんだけど、観客の投票では、僅差でジュニが勝ってる。
うーん。審査員については、次回。
トロット
本戦の1回戦です。ちなみに、予選で勝利した韓国チームは特典として1点リードから始まるそうです。
1対1の対決。即興選抜戦だそうで・・・司会者が箱の中からボールを取る。赤いボールなら韓国先攻、青なら日本。先攻のチームが歌う歌手を決めて発表。それを見て、その場で後攻のチームが対戦する歌手を決める。みたいです。
司会者が赤のボールを取ったので韓国の先攻。韓国側はカン・ムンギョンを選びました。これを受けて、日本側はマサヤを投入。
カン・ムンギョン・・・日本チームは知らないみたいだけど、韓国では、トロットの神様と言われるくらいの実力者。予選では負けたけどね。
曲は「お兄さん」。女性歌手のヒット曲で、少女の恋心を明るく表現している。カン・ムンギョンも少女になりきって愛嬌たっぷりに歌ってました。女性らしい仕草や間奏で「あー」とか、審査員にも観客にもバカウケのとても楽しいステージでした。
そしてマサヤ。曲は「レモン」韓国の若者にも人気だそうで。普通にうまく歌ってました。審査員の松崎しげるから、「なかなか情景が浮かんでこないような曲でも、あなたが歌うと情景が浮かんでくる」って、かなりほめられてました。
結果は、76点対142点でマサヤの勝ち。韓国審査員はみんな「えっ?」って表情でしたが。点数の内訳を見ると、審査員は50点対50点で引き分け。一方、観客は
26点対74点でマサヤとなってました。うーん。
また、次回。
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残るは二組。まずは、エノク対タクヤ。エノクは、ミュージカル出身。よく通る声と声量で、トロットはもちろん、声楽のような曲も得意です。日本チームからも「うまい」と。タクヤは、オーディションにも参加していた審査員の一人から「タクヤが一番歌がうまかった」との話も。韓国チームからは「きれいな澄んだ声で、うまい」の声多数。
結果は、67点対33点。先ほどの審査員からタクヤに、「あなたは歌がうまいんだから、本戦ではもっと自身を持って頑張ってください」。この審査員は韓国の人です。本当に、タクヤが気に入ったみたい。
最後は、1位同士の戦い。パク・ソジン対竹中雄大です。パク・ソジンは、トロット専門だけど、チャング(太鼓)とシンバルをつなぎ合わせたミニドラムセットのようなものを叩きながら歌うのが売り。今回も叩きながら歌ってました・・・ただ、本人は、このスタイルに不安を感じていたようで、純粋に歌だけでやっていけるか試すため、このオーディションに参加したそうです。オーディションに落ちたら歌手を止めるつもりで・・・それが優勝してしまうとは。個人的には、カン・ムンギョンかシン・スンテが優勝すると思ってたので、「本当?」いまだに思ってる。
竹中雄大は、韓国でも知られた歌手みたいで結構な人気です・・・知りませんでした。自身のヒット曲を熱演。観客も審査員も大盛り上がり。こちらの勝ちかと思ってたら、58点対42点の僅差でパク・ソジンの勝ちでした。
ということで、予選は、4勝3敗で韓国チームの勝利に終わりました。
次回から、本戦のはず。
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さて、シン・スンテの登場です。発声が独特で、細かいビブラートも魅力。声量も豊かで、トロット(演歌)も国学(民謡)もポップス系も歌いこなすけど、本人はトロットが一番好きみたいです。日本チームからは、「すごい。味があるし深みもある」という感想。対する日本チームは、ジュニ。ビジュアルも担当してるそうで(たぶん本人談)、観客の黄色い声援を受けながら、西城秀樹の「ギャランドゥ」を堂々と歌いました。勝負に自信を持っていたようですが、結果は、73点対27点でシン・スンテの勝ち。
続く、ジン・ヘソン対マサヤは、30点対70点(大雑把に)でマサヤが勝利。ジン・ヘソンは、トロット専門の歌手です。日本チームの誰かが他のメンバーに、「YouTubeで見たけど(この人は)完全に演歌」と説明してました。ただ、かなり緊張してたみたいで、マサヤの歌を聴いてるときのちょっと情けなさそうな表情(これは負けたなぁって)に、韓国チームの全員が爆笑してました。ジン・ヘソンの得点については、カン・ムンギョンが大喜び。自身の得点(34点)より低かったので。
・・・こういう、ステージの裏の会話や表情、審査員のコメントなんかも非常に面白いのが、この番組のいいところなんだけど、日本で放送されるときにカットされてしまうのが、残念。
また、次回。
トロット
といことで、迫力の国楽キム・ジュンスに対するシューは正反対。透き通るような声でやさしく丁寧に「花束の代わりにメロディーを」を自分のペースで歌いきりました。韓国チームも聞き入ってました、「うまいし、声がきれい」と感心しきり。
でも、勝つのは、熱演したキム・ジュンスでしょ、歌のできばえもよかったし。と、韓国チームも審査員もそう思ってたはず・・・審査員は、日本側は松崎しげるや近藤まさひこ、タレント等、韓国側は作曲家や歌手、タレント等。たぶん双方同じ人数。
ただし、今回の予選では審査員による投票は無く、観客(日本人50人、韓国人50人)だけが投票してます。
結果は、45点対55点で、シューが勝ってしまいました。これには、韓国側審査員も「(こういう結果になったのは)面白い」・・・今後の対決も熱戦が期待できそう、という意味。点数は僅差だったけど、キム・ジュンスも韓国チームもショックを受けてました。片やシューはといえば、ごく普通、淡々としてましたね。韓国の審査員からも「歌に対する自信を感じた」というコメントもあったし。
・・・ただ、ジャンルが違いすぎ。こういう対決が続くようだと、何だかよくわからない番組になってしまいそうなので、本戦ではいろいろ工夫されると思いますが。
また、次回。
トロット
最初の対決、カン・ムンギョン対シンの得点は、34点対66点でした。イントロでのカン・ムンギョンの表情などを見て、日本チームからは、「入ってるね」との声が。つまり、感情が入ってる。とか、曲の世界に気持ちが入り込んでる。という意味。全般的に、韓国側はトロット曲(日本でいえば、演歌や歌謡曲)が中心で感情を込めて歌うものが多い。対する日本側は、たぶんJポップといわれる曲が中心・・・7人のなかに演歌系の歌手はいませんでした。なので、感情込めた重厚な韓国 対 サラッと軽快な日本って印象です。あえて言えば、日本側は、「あえて感情を込めない」歌い方のような気も、曲調のせいかな。
6位は最年少対決となり、チェ・スホ(大学で国楽を専攻)対 木本慎之介(西城秀樹の息子でした)。72点対28点で、声量豊かに歌い上げたチェ・スホが「涙のリクエスト」を歌った木本慎之介に勝利。
5位は、キム・ジュンス(国楽出身)対シュー(日本・中国のハーフと自己紹介。R&B)。キム・ジュンスの曲は、いわゆる国楽(民謡のようで、物語を語るという要素もある)。豊かな声量を武器に早口で語ったり、「チュルトゥヨウ」と歌い上げたり、日本チームや日本人審査員は初めて聴くジャンルに、口をあんぐり開けて、何じゃこりゃ!とにかく圧倒されてました・・・気持ちわかる。ほとんど反則だもんね。
また、次回。